研究活動

Research Activities

研究活動とは

5名から10名程度の少人数のグループで、約10か月に亘り研究活動を行います。研究活動のテーマには、トレンドキーワードを盛込み、魅力的なテーマを数多く実現させることで、毎年数多くのグループが応募し、活動しています。各グループにはアドバイザー(BIPROGYグループ社員)を置き、必要に応じてサポートしています。8-9月頃には活動報告書の作成に向けた後半の活動を支援する場として、中間報告を実施しています。3月には、全国の研究活動グループが一堂に集結し、研究成果を披露する発表会を開催しています。

研究活動運営委員長からのメッセージ

富田 博之 委員長(三井住友海上あいおい生命保険(株))

富田 博之 委員長
(三井住友海上あいおい生命保険(株))

<はじめに>
新名称である「BIPROGY研究会」として2年度となりました。
昨年度は、コロナ禍で仕事も生活も大変な中、本研究活動が実施できるかが危ぶまれましたが、全国で18グループが立ち上がり、各グループWeb会議とリアル会合をうまく組み合わせて活動し、1グループも欠けることなく3月の成果発表会を有明ワシントンホテルにて盛大に開催することが出来ました。
今年度はコロナが少し落ち着き始め、これまでより活動がしやすくなるかと思いますので、より良い研究活動ができるよう運営委員・事務局一同、臨機応変に運営していきたいと思います。

1.このような時代であるからこそ
皆さんが本研究活動に参加したきっかけは何でしょうか。自ら手を挙げた方、上司から推薦された方、無理やり行かされた方、きっかけはいろいろあると思います。しかし、参加するからには、一つでも何かを学んでいただきたいと思います。コミュニケーション力のアップ、人脈作りはもちろんのこと、未知の課題に対する「問題解決力の向上」を目標にするのも良いかと思います。

2.問題解決力の向上
新型コロナウイルスの感染拡大をどのように食い止めることができるかという問題をはじめとして、世の中には明確な答えがない問題が数多く存在します。日本の少子高齢化問題もそうですが、多くの問題には「正解」がないのです。何が問題か分からない場合もあれば、問題が分かっても誰も答えを知らないという状況に遭遇します。そのような「答えのない問題」に対する解決策を自分の仮説として提案し、その仮説を検証し、誤っていればまた立ち戻ってやり直す。
これが職場の業務なら、自分の好きなテーマを選ぶ事は難しく、かつ失敗もままならない状況かもしれません。それが本研究活動では自由に行えます。失敗しても上司から咎められることはありません。皆さんが自ら選んだテーマに対し、試行錯誤をしながら研究する事で問題解決力は確実に向上しますので、恐れずに”挑戦”いただけたらと思います。

3.会社とは違う役割に挑戦
“挑戦”という意味でもう一つ。この研究活動では、皆さんの普段の立ち位置とは違う役割を試してみる、という事をお勧めします。
例えば、職場でリーダーの立場ではない方は、将来の練習としてリーダーやサブリーダーに挑戦してみる。逆に普段リーダーを任されている方は、サポート役に回り、いかにしてリーダーを支えるかを考えてみる。
つまり、普段と違う立ち位置で行うことで、違った風景が見え、気付きが得られ、普段の自分の立場に活かす事が出来るようになります。これも本研究活動ならではの良さと思っています。

<最後に>
当面は不自由な状況が続きますが、この状況が未来永劫続くわけではありません。我々運営委員メンバーもコロナに打ち勝ち、「BIPROGY研究会」をさらに進化させていきますので、皆さんも来年3月まで、明るく、楽しく、前向きに、一緒に頑張っていきましょう!

2023年5月

活動スケジュール

4月~5月 研究活動メンバー募集
5月下旬 グループ活動開始
9月上旬 サマースクール
3月上旬 成果発表、表彰式
6月上旬 全国カンファレンス

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